我が家では、・・・と言っても夫婦二人だけの話だが、庭のトマトなどの収穫を頼むとき「ちょっと献血してきて」と言い合っている。
そんな『蚊天国』の菜園にも秋風が吹いてきて、これで少しは献血も少なくて済むのではないかとホッとしている。
1 菜園の女王
薄紫でマメ科特有の姿をしているササゲの花も結構美しいが、菜園の女王といえばオクラである。
今年はどういうわけか、オトシブミみたいな、毎年悩まされていた「葉を丸めてしまう虫」がつかなかった。
嬉しいような・・・そして、もしかして良くない環境変化ではないかという心配なような・・・、複雑な気持ちである。
オクラは、この美しい花の後に美味しい実をつけるので、菜園の優等生とも言えるが、暑さと献血が嫌で横着になりチョット収穫を忘れているとアッという間に10㌢から15㌢に成長する。見た目は立派と言うか豪華でさえあるオクラである。
が、こうなると、齧ってみるとまるで材木のように堅くなっていて、炊き合わせにすら使用できない「独活の大木」と化している。この夏も何本パーにしたかわからない。
2 土手かぼちゃ
肥料にでもなるかと昨年かぼちゃの種の部分を庭に捨てておいたら、文字どおりの「土手かぼちゃ」が今年生えてきた。
引っこ抜いても良いのだが、面白そうなのでそのままにしておけば、なんと15mを超えてしまった。ものすごい生命力である。(15㌢ではない)
それを道路側のブロックに引っ掛け・引っ掛け這わせてある。
道行く人々は「何か新しい花だろうか」「最新の栽培方法だろうか」と驚きながら通っていかれる。
堂々と飾るように植えておくと、まさかそれが「土手かぼちゃ」だとは誰も思っていない。
だからだろうか、妻は私が大阪に出て行くのに「堂々と着たら誰も判らへん」と480円の上着を着て行けと言う。
3 狩人あっぱれ
3枚目の写真は、我が家の菜園での狩人のお食事風景。
この狩人を大嫌いの方もおられるようなので小さく掲載する。
お好きな方は写真上でクリックすればアップに出来る。
生きているクマゼミをよく獲ったものだと狩人に感心するが、この狩人は生きているものしか食しない。
撮影の時、クマゼミは齧られながらもまだ生きていた。
ちょっとした自然のアルバムだと思って感動して眺めていた。
空の上では秋の狩人(百舌鳥)が高鳴きの練習をし始めている。
夜はアオマツムシがリーリーリーと、情趣を突き抜けた五月蝿さである。
ご配慮有難うございます。世の中で何が嫌いといってもコイツほど嫌いなものはありません。嫌いというより、怖いのです。子供の頃にちょっかいを出していると威嚇され、顔に向かって跳んでこられ、仰向けにひっくり返った事があります。あの三角顔でギョロリとふり返られただけで身の毛がよだちます。でも最近は、コイツよりもっと嫌いな、もっと怖い奴が出てきました。そう、丸顔でTVに出まくっている奴です。
返信削除!ひげ親父さんは祇園祭で蟷螂山が来たときにはどうされるのでしょう。
返信削除こういうのは理屈ではないトラウマなのでしょうね。