2012年11月14日水曜日

木雲雀

  ビンズイは『タヒバリそっくりさん』のため、木の枝に留まることもある習性からタヒバリに対して木雲雀(キヒバリ)とも言われている。
  識別は目の後ろの白い斑と、Olive backed Pipit(背中がオリーブ色のセキレイ)という英名のとおりのオリーブ色だから写真はビンズイに100%間違いない。
  和名の由来は「ビンビンズイズイと鳴くから」と本にあった。「ほんまでっか」と言いたいがそれ以上に説得力のある説にお目にかかっていない。
  ビンズイは夏は高地にいて冬には平地に降りてくる。
  こういう鳥の場合季語はどうなるのかと思ったら、歳時記では『夏』に載っていた。
  私の感覚では『冬』なのだが、粋な俳人は避暑地の夏にビンズイを一句読んだのだろうか。
  「それはチョット庶民感覚とズレてまっせ」と感じたが、土地によってそれぞれだから、全くの誤解かもしれない。
  まあ、私(わたし)的には「秋の使者到来」と思っている。
  こんな秋も見つけました。

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