2012年2月23日木曜日

呼ぶよりそしれ

 「呼ぶよりそしれ」とはよく言ったもので、一昨日のブログに「冬鳥が来ない」と書いたら、ようやくではあるが我が家の近くに磯ヒヨドリ♂が帰ってきた。
 春まで同じ場所にいた個体だと想像するが、はっきりとは解らない。
 名は体を必ずしも表さず、海岸(磯)と遠く離れた京阪奈の地に律儀にも帰ってきた。
 ガイドブックには「留鳥または漂鳥」とあるが、去年見たのも冬だったので、私の感覚では冬鳥の感じである。此処へは冬にだけやってくる・・その理由は判らない。
 ただし、今は見なくなったイソヒヨドリ♀は初秋と言ってもよいような頃(9月29日のブログ)にやってきているから、正確には冬鳥ではないのだろう。きっと。
 この赤い胸も鮮やかなイソヒヨドリ♂。わが町から駅もしくは駅前のショッピングモールに向って大勢の人々が歩いている歩道際にいるのだが、おそらくイソヒヨドリに気づいている方は数人もおられないだろうと、ケチな満足感に浸っている。
 さらに上空に鷹が飛んできた。チュウヒだと思うが正確には解らない。
 チョウゲンボウ以外の鷹を我が家のすぐ近くで見たのも初めてで、この間までの「鳥枯れ」が嘘のようである。
 イソヒヨドリとチュウヒに別れてから奈良市に出かけた。
 猿沢の池にカルガモとカイツブリが一緒に泳いでいた。
 カイツブリを見て小さな子どもが「赤ちゃん可愛いい」と言ったので、子どもの後ろから「その小さいのは大人ですよ」と言うと「へえ~」と子どもの親が驚いた。
 カルガモにパン屑をちょっとだけ投げてやると、カイツブリがジェットスクーターのように割り込んで食べていったのでこちらが驚いた。
 「事実は小説よりも奇なり」は死語でない。

 2月26日追記
 どうもチュウヒではないようです。
 ではその正体は??
 2月27日のブログに書きます。

4 件のコメント:

  1. 先日の投稿で書きましたが隠居所の前の土手の藪で野鳥の巣を破壊してしまったので、罪滅ぼしのつもりでホームセンターで買った釣り下げる花置きを木にぶら下げて、コイン精米所に落ちていたお米を集めて置いておきましたが「失敗」。次に「ひまわりの種」と「ピーナツ」・・わざわざデパートで買った・・を置いておきましたが効果無しの状態です。付近では鶯の声が聞こえ、小さな野鳥が飛び廻っているのですが・・

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  2. !去年まではラードやヘッドを木に塗っておくとメジロなどが喜んで飛んできたのですが、今年は近所の猫が木に登って舐めて、かえって野鳥を追っ払っています。難しいものです。
     そうそう、この地の野鳥は、何故だか「もち米」には全く興味を示しませんでした。これも理由が解っておりません。謎だらけです。

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  3. 我が家のベランダは雀の休憩所、水を飲み、砂浴び(階下の方、ごめん)をしてねぐらに帰ります。そういえばヒヨドリが訪れません、以前は喧しい位だったのに。
    スノウさんへ
     日本橋のインド料理の店、見つけました。少し甘い目の「ナン」美味かったです。

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  4. !ヒヨドリを見ないというのは不思議ですね。我が家周辺では遅れていたツグミも来ました。ジョウビタキも。で、少しホッとしています。野鳥についてはこのブログの続きになりますが、近々ちょっとした発表を行ないます。

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