2012年10月15日月曜日

どこか懐かしい郵便受

  妻が私に「我が家の郵便受が小さくて不満だ」「もっと大きいのを作れ」というので製作した。
  確かに、自治会の役員として広報関係の冊子を配ったり回覧板を回したりしたときに、何軒かの余所のお家の郵便受が小さくて困ったことがあった。
  アメリカ型のメールボックスは、彼の地では新聞は投函せずに別途投げ入れるというのが前提なのだからだろうか、これもあまり使い勝手が良くなかった。
  それに比べると我が家の郵便受はどちらかというと大きいほうであるが、新聞を複数とっているし、折り込み広告いっぱいの新聞が重なったり大判の書籍などの大型郵便が重なった時には不満を感じていた。
  そんなときに雨でも降ると、はみ出していた部分から雨が入り込んで嫌だった。
  なら、いっそう少々の大型郵便も新聞も意に介さないような大きな郵便受を作ってやれと挑戦した次第。
  もちろん妻の注文は「超格安で!」である。
  雨対策だけは台風にも耐えられるよう慎重に行なった(蓋の微妙な重さに苦労した)が、それ以外はできるだけ手造り感を出すようにした。
  一辺50センチ弱、これならチラシいっぱいの新聞を二つ折りでかつ何部重なっても心配ないし大型封筒も怖くない。
  デザインも何か昔懐かしい感じがして、妻にも合格点をいただいた。
  ただし、図面も作らず感覚的に作っていったものだから、途中で手直し・やり直しが重なって、目に見えない部分はボロボロである。
  それでも、この町で唯一の個性的でレトロな郵便受ではないかと気に入っている。

  その昔、小学校の夏休みの工作の宿題に郵便受を作った子供は多かった。だから、当時は手づくりの郵便受もたくさんあったが、今は我が町にそんなものは一つとして見当たらない。
  近頃の社会は少数意見や個性に対して不寛容な風潮があり、それ故に既製品まみれの生活に意識が縛られた既製品のような人生が生み出されているように見え、それはあまりに悲しくないかと言いたいが、世間は反対に「あんな無様な郵便受を手づくりしなければならないなんて可哀相に」と思っているに違いない。あ~あ。

2 件のコメント:

  1. 素敵な郵便受けですね。先ほど、賽銭箱を購入しましたが、しまったなと思っています。長谷やんさんに作成を依頼したかったです。何でもこなせる方とは思っていましたが、木工も器用にこなされるのですね。長谷やんさんの郵便受けにはいつも郵便物がいっぱいとのことですが、我賽銭箱がいっぱいになるのはいつの日か?

    返信削除
  2. !dyougojiさん コメントありがとうございます。
     先日はテーブル用のベビーチェアーを作ろうと考えてホームセンター巡りをしましたが、どう考えても木材と部品の費用の方が高くつき・・・つまり木材の値段以下の安い外国製完成品があり、泣く泣く完成品を買いました。
     外国製に限らず、家具でも食事でも、完成品よりも材料費の方が高くつくのは不思議ですね。
     賽銭箱も、きっと材料費の方が高くつくでしょう。完成品の購入は正しい選択です。
     またコメントをお待ちしています。

    返信削除