2012年4月10日火曜日

孫からのSOS

   先日、孫から妻に電話がかかってきた。たしかに孫の声である。
 携帯の着信の表示から、お母さん(長男のお嫁さん)の携帯であるのは明らかだが、孫は「あうあう」と言うばかりで要領を得ない。

 「お母さんと代わって!」と言ったり、お嫁さんの名を呼んでみても「あうあう」と言うばかりなものだから、妻はとっさに『これは、お嫁さんが倒れて孫が緊急の電話をかけてきた*#$???』と仰天して、「どうしたの?どうしたの?」と孫に繰返したらしい。
 しかし、冷静に考えると孫は未だ1歳にもなっていない。
 落ち着けば当り前のことであるが、孫が携帯電話を玩具にしているうちにリダイヤルされただけのことである。
 大人が楽しそうに利用している携帯電話は赤ちゃんの興味の的で格好の玩具である。
 現に、玩具売り場には玩具の携帯電話がいっぱい並んでいる。
 たしかに、玩具も世につれ・・だ。
 この子たちが大きくなった時分の機器対応力と、それに反比例した機器のブラックボックス化は私の想像の外である。
 そういう時代の到来を、孫は【そのときに腰を抜かさぬよう】爺婆に教えてくれたのかも。

 子どもは、大人の「予想」を裏切って驚かせて成長するのだ。
 それは解っている。解っているが、爺婆はあたふたするのである。
 孫が絡んでくると、その異常な成長の早さ、つまり、(その比較の対象は成長も進歩もない私なのだが)、それゆえに一瞬に冷静さを失い「もう孫が電話をかけてきた」と思い込むのである。
 「あほかいな」と心配性の妻を笑ったが、私なら直ぐに救急車を呼んでいたかもしれない。

4 件のコメント:

  1. 「栴檀は双葉より芳し」!。さすが「せんだん」の実を食べる爺の孫ですな。それにしても、携帯を持たせても使わない何処かの大人に聞かせたい話です。

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  2. !けだし名言。メールを入れてもナシのつぶてです。
     「携帯に24時間管理されたくない」「携帯の便利さに価値を認めるというのは利便の為に原発を容認する思考に通じる」という主張なのでしょうか。
     「しかし なあ」 という思いがします。
     御主張をお聞きしたいものだと思っています。

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  3. 長谷やん様
     何時のことだったでしょう。私のじじばかぶりが長谷やんさんの失笑をかったのは。
     孫の携帯電話をめぐる同様の出来事を2年ほど前に体験したことを思い出します。
     うちの可愛い孫は4歳と2歳になりました。最近は3か月に1回ほどしか会えません。

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  4. !和道おっさん その節のご無礼、ご容赦ください。
     穴があったら入りたい。
     しかし、他人の「爺ばか」ぶりを冷やかすのは止められません。

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