2025年8月26日火曜日

宇宙気候学

    8月24日付け赤旗日曜版に宇宙気候学という太陽活動の変動に関する解説記事があった。
 社会問題ではロシア、イスラエル、それにトランプの理不尽な振る舞いが大手を振っていて、さらには国内では排外主義やフェイクニュースが相当な得票に結びついているなどうんざりすることも多いが、自然科学の分野の話は解らないことだらけながら精神的には悪くはない。

 「南極の氷から過去の太陽活動を復元する」では17世紀ぐらいまでは復元されているようだが、40年以上前のことになるが、後に京大総長になられた松本先生とお付き合いがあって、太古?の空気が閉じ込められた南極の氷でオンザロックを楽しんだことがあったが、宇宙太陽光発電所の話などに感心しただけで、そこ(氷)に気候危機に通じるデータがあるとは考えも及ばなかった。

 太陽活動はいま最も活発になる「極大期」に達したらしい。気楽な話では日本各地でオーロラが見られるかもしれないが、日本の平均気温が2.5度低下するかもしれない。そうしたら「気候危機何するものぞ」と言い出す者も出てきそうだ。
 先の松本先生は、「化石燃料などは未来の地球人に残すべきだ」「現代人が何もかも消費してしまうのはよくない」とおっしゃられていたが同感だ。
 現代人は、目先の利便のための科学や技術でなく、もっと桁違いに大きな課題を考えるべきだろう。それらの欠片を読むだけでも楽しくなってくる。

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