2010年9月7日火曜日

ツヅレサセコオロギ

 「熱中症にご注意ください」という天気予報が続いていますが、朝晩にはツヅレサセコオロギの声が賑やかです。
 我が家では 肩刺せ 裾刺せ 寒さが来るぞ と”聞きなし”ますが、近所の鹿児島出身の方は 肩刺せ 裾刺せ おさんどんの尻刺せ と言われます。(鹿児島全般なのかこの方のお家独特なのかは知りません)。
 ユニークな聞きなしがあればコメント歓迎です。
 標準語?では 肩刺せ 裾刺せ 綴れ刺せ か、針刺せ 糸刺せ 綴れ刺せ のようで、晩秋に冬支度を促す素晴らしい”聞き倣し”だと感心してしまいます。
 この、虫や鳥などの声を文字に置き換える聞き倣しは、虫の音などを(左脳で聞く)日本人の得意技で、ほとんどの(右脳で聞く)欧米人にはできない?ことと聞きますが、表意文字(漢字)を音訓二重読みする驚異的文化の所産であることを、目先の利潤だけに関心を持ち社内英語一元化などする経営者は考えもしないのでしょう。

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