今般の大地震の震源地だが、これまではごく普通に「カムチャッカ」と発音してきたが、テレビでは「カムチャツカ」と徐々に訂正がなされた。それがGoogle翻訳だと「カムチャーツカ」と聞こえる。きっとロシア語の標準語?はこれに近いのだろう。(知らんけど)
そういえば、全労働の元委員長であった園田氏は「ウォッカ」のことを「ウオツカ」と言っていたなと思い出して翻訳?してみると「ウオーツカ」と聞こえるので変に感動した。元委員長は国際人だった。
先日書いたが「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」という川柳があるし、それをモジれば「シーザーとは俺のことかとカエサル言い」など無限に広がる。
漢字文化圏では北京語と広東語の発音が全くと言っていいほどに離れていても中国語だし、日本人の氏名が中国ではそのまま(向うの)音読みされるし、日本人が「マオツートン(毛沢東)」氏を「もうたくとう」と呼んでもまったく失礼に当たらない。
ただ漢字離れをした南北朝鮮では原語的な発音が近年は求められている。
一般論として、原語に近い発音をする方が礼儀にかなっているとは思うが、日本人同士だって鼻濁音ができる人とできない人がいるし、私のようにRとLがエエカゲンな者もいるから、「カムチャッカ」も「ウォッカ」も日本語訛でいいのではないか。
現に日本の地名や駅名も、車内放送では英語、中国語、韓国語でみんな異なるアクセントでいるのが普通になっている。「カムチャツカ」にこだわるなら日本の地名や駅名はその土地のアクセント、イントネーションで呼んでくれというべきでないか。
はい、カムチャーツカです。(それにしては各局アナウンサーも少し日本語訛でしょう)

『ロリータ』を書いたナボコフの朗読を聞いたことがあります。彼はロシア革命後に亡命して、最終的には英語とロシア語のバイリンガルでしたが、晩年の朗読では、英語はロシア語風に訛っていて、ロシア語は英語風に訛っているように聞こえました。面白かったです。
返信削除mykazekさんありがとうございます😊 母国語だって三木武夫元首相が「ぐわくかあう(学校)」と語っていたのを私は真似すらできません。まあ、カタカナ外国語で行きましょうか! コメントに感謝、!
返信削除ロシア語はアクセントを強く発音するので、カムチャーツカとチャのところが伸びる感じに聞こえます。ウォッ...
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