半日を要した主たる要因はパソコンの不調だから、図工は正味1時間ぐらいだったが楽しい1時間だった。
作品は退職者会のパーティー用の歌集の見本で、何も難しいものではないが、途中で現職時代の「証拠書の袋とじ」を思い出して、ホッチキスの痕を隠してみた。
ちなみに袋とじとは、表紙の上にもう1枚(帯)(背表紙)を乗せてホッチキスなどで止め、帯をホッチキスの針の背を隠すように背から裏へ折り曲げて裏で糊付けするもので、契約書や証拠書など重要な書類の改竄防止の意味もある。
さらに「袋とじ」は、2頁分を外になるように片面印刷して二つ折り(山折り)して綴じる方法のこともいうので、今回の私の作品は、「袋綴じ」した複数枚を製本して「袋とじ」したわけで、友人とメールで送って正常に印刷できたかどうかの確認をした際、何か話が通じなかったのはこのことの誤解だったかもしれない。
写真は使用した文房具類だが、玄能(金槌)と鉄板はホッチキスの針の膨らみを潰すもの。
誰もこんな道具でこだわった作業を経ているとは思わないだろうなあ。
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