今日の『江戸問答』は敬称略で書かしていただくと、田中優子と松岡正剛の対談、文字どおり「問答」を外野席から勉強しているような本であった。
この本以前に、私は松岡正剛の『日本文化の核心』を読んでいる。しかし正直、その折はあまり刺激を受けなかった。それが今回の本では、「明治は江戸から何を受け取って何を拒絶したのか」、大いに勉強したくなった。
私は小さい頃から本が好きで、しかしそれを読みすぎると夕方には片頭痛というか目の奥が痛くて眠るのも辛かった。それが今では視力の低下で同じような症状を抱えている。
しかし、読みたい本、勉強したい課題は山のようにある。寿命とは競争だ。そんな中に、また勉強したい課題が割り込んできたというのが、この本の読後の印象だ。そして松岡正剛の『日本文化の核心』ももう一度読み直してみるかと思い直している。
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