山背(やましろ)だより・・・京阪奈の狭い範囲の役にも立たない些細な日常を綴っています。・・・(お気軽にコメントください)(匿名で記載し本文に名前を入れる方法も簡単です)。 スマホの場合は、最終ページの「ウェブバージョンを表示」をタッチして、ウェブバージョンの右にあるアーカイブで年月をタッチしていただくと以前の記事を読んでいただくことができます。ウェブバージョンの最終ページの「前の投稿」で遡ることも可能です。
2013年5月23日木曜日
モリアオガエル
初夏の日差し。
季節の使者=「樹上に産み付けられたモリアオガエルの卵」=を見つけた。
鹿も小川(溝?)で涼みながら見つめていた。
先日の「法華堂再び」で書いたが、奈良公園は今、修学旅行まっただ中。
このごろの流行りはオリエンテーリングの要領で地図を片手に小グループで歩かすスタイルらしい。
丁度、春日大社一の鳥居を少し入ったところにそんな小学生達がいた。
・・で、お節介爺さんは「みんなの地図にはここに有名な木が生えているって書いてあるかな?」と口出しをしたが、予想どおり「ありません」と礼儀正しい答えが返ってきた。
そこで、「ちょっとあの木を見に行ってご覧」と言うと、「わあでっけえ!」「わあわあ」と言いながらスグに案内板を読もうとする。(現代っ子の合理主義?)。・・ので、「上を見上げて御覧」と言うと、「わあ木から竹が生えてる」と大騒ぎになった。それでよしよし。
私が予想するに・・・、修学旅行では枕投げは覚えていてもお寺や仏像はほとんど覚えていないものである。そんなものである。
しかし、きっと、偉大な先生が作った地図にない、そんな不思議な木をお節介爺さんに教えてもらったことは、それ以上に印象深く、先生や他のグループの者たちに対して鼻高々になるはずである。
社会の勉強にも理科の勉強にもならないが、何でもよいから奈良が好きになってくれればよい。
私が先の方を歩いて行ったら、後ろの方から大きな声で「ありがとうございました」という集団の声がした。
後ろを向いたまま右手をあげて、バイバイ(よしよし)と手を振っておいた。
カッコ良すぎまっせ!それから貴方の風貌からは(お節介)爺さんには見えません、私のように爺さんらしくなってから云いなさい。でも、何人かは、大人になって奈良を訪れた時に思いおこしてくれるでしょう。
返信削除気持ちだけは・・・・・白い長そでシャツにソフト帽で「よしよし」と手を振ったのですが・・・・、しかし世間には見事なおしゃれ姿の老人もおられますね。見習わなければなりません。奈良町でも爺さんはパッとしませんが、婆さんは元気いっぱい、怖いもの知らずです。ああ。
返信削除先週、岡山の山小屋に行ってきました。今年は毛虫の大発生の年のようです。二男が生駒山にハイキングに行った時も木の枝から毛虫が無数にぶら下がっていたと言っていましたから、広域の状況のようですネ。山に入ると木の上から「カサカサ」と毛虫が葉っぱを食べる音が聞こえるぐらいで、喰い後のある葉っぱが地面に散らばっています。ホトトギスの鳴き声も聞こえ、鶯の鳴き声に心が癒されます。キジバト、や他の野鳥も盛んに飛び回って色々な鳴き声が聞こえますが・・名前はわかりません。やっと道路修復工事が終わりかけていましたが山崩れの跡を見るたびに去年の様な局地的集中豪雨が無いように穏やかな梅雨でありますよう祈るばかりです。
返信削除生駒市が毛虫(マイマイガ)の大発生について「警報?」を発したと新聞に載っていました。
返信削除そして、我が家の柿の木にも大発生し、この間から『パチパチ(火ばさみ)』で取っては踏んずけています。毛虫の煎餅は蟻の餌になっています。
奈良公園での私の感覚からすると、ここ10年ほどで野鳥の減少が目立ちます。奈良公園~春日原生林に大きな変化はありませんから、渡り先の東南アジア等の自然破壊がすごいのでしょう。きっと、日系企業、日本資本や「援助」がその先頭に立っているのではないかと想像します。
毛虫の大発生は野鳥の減少と無関係ではないと思います。