義母の老人施設の夏祭りで「金魚すくいをした」と言って、妻が数匹の金魚を持って帰ってきたので、その辺に転がっていた壷などに入れておいたが、1~2日で死ぬかと思っていたのが予想外に元気なままなので、市価でも全部で数十円だろうが、要するにタダ(0円)の駄金?のためにホームセンターで浄水器付きの金魚鉢(水槽)と金魚の餌を買ってきた。
後日、あまりに水槽が寂しいので、小石と若干の掃除道具も購入した。
水草も購入したが、これは枯れて汚くなるので人造水草もどきに交換した。
すべては駄金のためで、浄水器は24時間動かしている。
観光地で、無料で配られた「くじ」のようなもので「おめでとうございます。宝石が当りました。」とか言って『ネックレスとかイヤリングの加工賃?』(と称する代金)を払わせる悪徳商法があるが、「どこか似たような間抜けな話」だと、話を聞いた息子は笑った。
飼ってみてから判ったことは、金魚が朝晩餌をねだること(池の鯉を想像すると当り前か)と、そして徐々に大きく成長することだった。そして、何よりも孫の夏ちゃんが金魚を指差してとても喜ぶことだった。「ああ、このことだけで金魚鉢を買った値打ちがあった」と爺婆は微笑んでいる。
近頃水族館で、自然界そっくりな循環型の展示が好評だと報じられているが、確かにこれにハマルと湖や海を再現したくなる気持ちも判ってくる。だから、あえて高価な魚を買いたい衝動を今は抑えている。(金魚の餌を買いに行くと、綺麗な魚に目がいくが・・・)
ただ、「田舎の小川」を造ってみたい気持ちや、以前、本とネットで調べてみた蛍の飼育も頭の隅を横切らなくもない。
昔、職場の先輩で釣果を使って「大阪湾」を再現して有名な方がいたが分る気がする。
ついでに・・・、長男が小さかった頃、金魚の産地大和郡山市に近い富雄川で鮒釣りをしたことがあったが、鮒とも鯉ともいえない赤く色づいた魚がたくさん釣れた。味はまあ鮒だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿