予想どおりヒヨにくわえられている。
イソヒヨドリ親 |
餌をやっているというよりも採集のノウハウを教えているようだ。
なるほど、5月6月の子育ては毛虫で行い、7月8月の子育ては蝉でするのか。
蝉は蝉で、ヒヨの子育てのために何年間も土中に潜んでいたのだろうか。諸行無常、諸行無常。
カメラを取りに往復しているうちに親子のヒヨは飛んでいってしまった。
真昼に窓の外を見慣れない影がうろちょろする。蝙蝠である。
昼夜逆転症?の蝙蝠で、無秩序に飛び回って隣家の壁にぶつかったりしている。
一瞬隣家の庇に逆さまにぶら下がった。
これは珍しい。
これはすごいとカメラを取りに戻ったら、どこかに飛び去ってしまっていた。
残念というよりも、動物の写真はこういう失敗の繰り返しだ。
イソヒヨドリ雛? |
イソヒヨドリだ。今度はカメラを持って飛び出した。
しかし、蛾を捉えようと超高速の空中戦を展開し、何回かの失敗のあと餌をゲットして飛んで行ってしまった。
シャッターを押さずじまいのうちに見事なショーは終了していた。
正確に言うと『真夏の何もない空』だけが写っていた。
暑さのせいにしたいが、己がフットワークの悪さだけを思い知らされた。
という反省から、駅前で自治体の草刈作業が始まっていたことを思い出し、草刈後の空地は野鳥たちの天国(ビュッフェ)になっていることだろうと想像して炎天下出掛けてみた。
『ダンドリ八分』、やはり予想と準備が大切で、以前から時々お目にかかっていたこの地のイソヒヨドリがやってきた。
そして、飛び方その他の動作から雛と思われる子も連れている。
ようやく写真が撮れてちょっとだけホッとした。
だが、親子3羽が一緒にいるところや羽を広げて飛んでいる姿はまともな写真にならなかった。
写真は忍耐とフットワークだと、解ってはいるが体がいうことをきかない。暑さはこたえる。
イソヒヨドリは、抜群の音響効果を知ってか知らずか、高層の立体駐車場の中で涼やかに歌い続けて真夏を謳歌しているというのに。
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