2024年8月20日火曜日

蜂の大編隊

   19日の朝、少し曇っていて気温の上昇もゆるやかそうだったので樹木の剪定をし始め、密集したマンサクを透こうと枝木の中に両手を入れたところ、まるで火傷のように痛みが走った。
 
 後で判ったが10数センチまで成長した巨大なアシナガバチ(キアシナガバチ)の巣そのものに手をつっ込んだので、両手を数えきれないほど刺され、さらに蜂が大編成で襲い掛かってきた。

 とっさに逃げおせて顔などは刺されなかったが、両手は痛みと痺れで動かなくなった。
 蜂には、以前にも何回も刺されたことがあるし、手が腫れあがったこともあるから、アナフィラキシーショックも頭をかすめ、とりあえずは虫刺されの薬を塗りまくりながら病院などに電話をし、「急いで皮膚科に行くのがよい」ということで、皮膚科に行き、抗アレルギーの飲み薬と塗り薬で対処した。

 翌20日は退職者会の世話人会で、世話人はその日が会報の原稿締切日としていたから、早々に書き上げていなければ「アクシデントのため提出できない」という「事故」になるところだった。

   鬱の話では、真面目で責任感が強く理念に沿った行動を選択する人々は鬱になりやすいという規定があり、故に「明日できることは明日すればいい」というおおらかさが勧められたりするのだが、私などは頭では解っていてもそれができず、宿題は期日前に仕上げてしまっておきたいクチである。
 事実、何週間も前に原稿依頼していたのに、期日前数日のことを理由に、「体調を崩した」とか「他の用事で手を取られた」として原稿提出を断ってくるケースもあり、それが何度も続くと、ガックリすることがある。今日と同じ明日が必ずあると思うな・・である。

 蜂の巣のあった場所は普通に通行している場所の横であり、孫の凜ちゃんなら顔のすぐ横にあたるから、医院から帰ってくると直ぐに「退治」にかかった。
 再び大編隊で襲われた(蜂にとっては当然の逆襲だ)が、殺虫剤の噴霧と高枝バサミで勝利した。
 思い出せば、以前から庭中でアシナガバチを観察していたから、近くに巣がないかと気をつけていなければならなかったのにと、後の反省をしている。
 巣の形からはアシナガバチ(キアシナガバチ)だが、個体はまるでスズメバチの様だった。だいたいがアシナガバチはスズメバチ科である。

5 件のコメント:

  1.  一晩中患部が腫れて痛痒く本日絶不調。

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  2. 不慮の災難お見舞い申し上げます。以前私の家の軒先にアシナガバチの巣がありいつも2,3匹のハチが飛びまわっていましたが何事もなく平和共存でした。スズメバチと同じぐらい攻撃的だと言われていましたがついぞその様な様子はありませんでしたが・・後遺症に気を付けられて全快をお祈りしています

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  3.  普通はわが庭にスズメバチがいくらでも飛び回っていますが、刺激しないままスズメバチの周囲で過ごしています。手で払おうとしたりしなければ普通は危険性はそう高くはありません。
     今回の件では明らかに私が一方的に侵入していったものですから、この結果は当然でしょう。
     「少し待てよ、これは近くに巣があるかも」というセンスの欠如です。ボケたのですね。

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  4. 本当に 蜂には 気をつけて下さいね(>_<) 我が家にも 時々来てます。やっぱり怖いです😥😥
    お大事に。 ミリオン

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  5.  今でも皮下が紫色になっているところが数か所あります。その指は曲がりません。左の甲などは無数に刺されています。まだ腫れあがっています。それでもアナフィラキシーに至ってないのは厚手の軍手をしていたからだと思います。不幸中の幸いです。薄い生地ですがシャツも長袖にしていました。
     やはりダンドリは大切ですね。

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