ネット社会と言われて久しいが、特にノウハウのようなものをちょっと調べるのには随分と便利になった。
先日のイクジイの日の料理のオーダーは「豚肉の生姜焼き」で、ネットを検索してみるとナルホドと参考になる箇所がいくらかあった。
そこを取捨選択して適当に手抜きなどして写真のとおり結構な量を焼き上げたところ、ネットのレシピについている写真よりもきれいだと妻に褒められた。
ネットの写真の生姜焼きの肉の多くはころころと縮んで丸まっていたが、私の肉はお店で出てくるように広がっていたからだ。
その秘密兵器は手前のフライパンに写っている重しのコテで、何十年も前に手に入れた「くわ焼き」用の調理用具だった。
近頃では、これもネット通販で「ミートプレス」と検索すれば容易に購入できる(値段も嘘みたいに安い)が、私が手に入れたときは、ミナミの道具屋筋で「くわ焼きのときにこうやって押さえるコテみたいなもん」と言ってようやく手に入れた。
台所が手狭になって邪魔だ!と何回も廃棄処分の対象になった道具だが、その妻から、値打ちがあると認められ、自分が褒められたような気になった。
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