2024年6月2日日曜日

終末時計はあと90秒

   プーチンが核兵器の使用に言及する中、それに単純に反発する側は「先制攻撃論」を煽っている。
 「戦争は止めよ」「核兵器は全廃せよ」の声を今あげなければ何時それを語るのか。
 子や孫に「お祖父ちゃんはなぜ止めてくれなかったの」と叱られないように。
 7月早々には原水爆禁止平和行進が大阪にやって来る。
 8月には原水爆禁止世界大会が広島、長崎で開催される。
 そこへ向けての意思表示のピンバッジを原水協が作成した。
 広島の原爆ドームと長崎の平和祈念像のバックにあるのは世界終末時計である。

 世界終末時計とは、 核戦争などによる人類の絶滅を午前0時に設定した場合の残り時間を「あと何分」と象徴的に示すもので、絶対的な時間ではなく、その歴史的経過と現在地に意味がある。
 アメリカの学者たちが始めた1947年は「あと7分」であったが、冷戦が終結した1991年には「あと17分」にまで前進したものの、2023年と2024年は「あと90秒」にまで悪化している。

 1個300円で意思表示をしたい。今までにない「強い」デザインだ。
 NO NUKES

0 件のコメント:

コメントを投稿