2023年11月22日水曜日

今年も しろばんば

   井上靖の小説の題名で有名な「しろばんば」は、この辺り(近畿中部)でいう「綿虫」のことだが、日本列島の少し北の方の地方では「雪虫」の方が通っている。

 いわゆる「言い伝え」にもけっこう納得することが少なくないが「雪虫が飛ぶと初雪が来る」というのも、今年については、北国でないこの辺りでも「上手く言ったものだ」と感心する。
 先週後半、わが庭にも「しろばんば」が漂っていたが、ニュースでは「金剛山にも初雪」と伝えていた。

 「yamashirodayori しろばんば」と検索してみると、これまでも数回11月下旬に書いている。初冬の標準木ならぬ標準虫みたいだ。

 しろばんば来て喪中のはがき来て


   上の写真は2020年に撮ったもの。
 下の写真は今回撮ったもの。普通に見た目はこんなもの。
 綿虫というか埃虫とでもいうようなもの。



【追記】
 22日の写真を追記。

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