咲くやこの花館に大きな「うつぼかずら」があった。
有名な食虫植物で、とっくりの底に落ちた昆虫は出られない。
これだけ大きいのだから、ハエやハチといわず、大きな害虫も溶かしてしまってほしいものだ。
世界中では歯車を巻き戻したかのような戦争が起こっている。そして、それを奇禍としてというときれいごとで、「これ幸い」としてこの国(の為政者)は「戦前」の道を歩んでいる。
大きな「うつぼかずら」を見ていて、この「戦前」というやつをどうか飲み込んで溶かしてほしいと思ったが、己が行動せずに他人任せでは「うつぼかずら」もはた迷惑だろう。
(咲くやこの花館 吟行)
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