木犀の香りが降り注ぐ中、プランターにウスイエンドウの種(豆)を蒔いた。
これから、ブルブル震える冬が来るというのに、その寒風の下にあえて芽を出すはずの植物の生存戦略よ。歳を重ねたインチキファーマーはただただ脱帽。
家庭菜園。ほんとうは毎年植える場所を替えて輪作障害を予防すればよいのだが、猫の額のような家庭菜園のためそうもいかず、それでも来春のそこそこの収穫を夢見て種を蒔く。
「農」の良いところは、このように常に未来を考えて暮らすところだと思う。
過ぎた今春は真桑瓜(まっか)を一苗だけ植えて放ったらかしにしていたが、ビギナーズラックみたいだが、一苗から20個近いまっかが採れ、非常に美味しく戴いた。
経験からいうと、それに気をよくして翌年も臨むとだいたいが失敗する。
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