この花、ほとんど昆虫の来ない真冬に花を咲かせてどうするつもりだ!と常々思ってきた。
きっと風媒花なのだろうと勝手に解釈してきた。
鳥媒花ということも考えては見たが、それは熱帯地方の大きな花のことだろうしハチドリのイメージがあった。
しかし、いらぬ既成概念を捨てて鑑賞(観察)していると、毎日毎日せっせと受粉に励んでいる媒介者がいるではないか。
メジロそしてエナガ。・・ヒヨドリも密を吸いに来るが、しばしば花ごと食い散らかすから彼奴を媒介者に数えてよいかどうかはわからない。
実際、花が終わったら実(種)をたくさんつけるから、受粉には成功している。とすると、分類としては鳥媒花、そして貢献度一番はメジロであろう。
ただ、ロウバイの実(種)はあまり美しくはないから、私はせっせと摘んで捨てている。
ロウバイにもメジロにも、少し申し訳ない。
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