記事をアップするのが少し遅れ、クリスマスと前後してしまったが、日の出の一番遅い日は大阪だと2020年1月5日から11日だというからまあ許していただこう。
反対に、日の入りの一番早い日は大阪ではこの12月1日から12日であった。
つまり、冬至前にすでに日の入り、日脚は伸びていたのである。・・・実感されていただろうか。
ちなみに冬至とは、太陽黄経270度の瞬間を含む日のことである(天文学的にはその瞬間を言うらしいが)。
そんな天文学的な話は別にして、冬至は昼が一番短くなる極みだから、そして季節としては本格的な冬の入口のようなものだから、古人がある種それを怖れ、無事に春を迎えられるようにいろんな行事を考え出したのも無理はない。
なので、現代生活に差しさわりがない限り、そんなならわしをなぞって気を引き締めるのも悪くはない。
「よくないことの後にはよいこともやってくる」という意味の言葉に一陽来復という言葉があるが、そのイメージが重なったためか冬至のことも一般に一陽来復という。
冬至の夜は孫の凜ちゃんと柚子湯に入り、「一陽来復」「一陽来復」と口の奥で繰り返した。
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