非常に荒っぽい理論の一つに「中国、韓国、日本は同じ儒教の文化圏」という見解がある。
しかし、私は常々言っているのだが、日本文化の基底は長江にあって、黄河文明とは異なると私は思っている。
わかりやすく言えば、黄河文明は穀物を粉にして丸めて蒸して食べる団子(まんとう)の文化であるが、長江文明は穀物を蒸して搗いて丸めて食べる「餅」の文化である。
日本の文化の深層は長江から東南アジアにある。
こういうアイデンティティーを省みず、黄河文明はおろか「脱亜入欧」のアメリカ文明しか語ることのできない日本人の多さに少々悲憤している。それでいいのか。
そうして、・・この国の伝統のようなものについて、どちらかというと右翼の専売特許のように思われ、どちらかというと進歩的な人士がそれに疎いという感じがあるが、私はそれが悲しい。
12月2日付けの赤旗日曜版にモンベルの辰野会長が登場していたが、奈良公園の大切な規制を「掟破り」して高級ホテルを建設する計画に、氏とともに「奈良らしさを守れ」と反対しているのは政党としては共産党だけであるがこれはある意味ではすばらしいことだと思う。(運動は幅広く広げたいが)
各地の共産党もこうあってほしい。
という心持でいうのだが、民主的な団体は年末にはお餅つきをするのがいい。
お餅つきを知っている高齢者が手本を見せ、若い世代に伝承するのがいい。
何年か後に、お餅つきという伝統を正しく世に引き継いでいるのは民主勢力だという時代が来る。これは面白い。
昨日、町内会で17臼搗きあげた。次の世代にそれなりに伝承出来たのではないかと自負している。それにしてもくたびれた。
ハロウィンは知るも餅つき知らぬらし
お餅つきの写真、つきての姿勢、いいですね!
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