ご近所から「吊るし柿のしかたが解らないから」と立派な渋柿をいただいた。
「しかたが解らない」というよりも「作る気がない」ので持て余したというのがほんとうのところだろう。
といって、我が家にも吊るし柿のノウハウはないから、妻が、入所している母に聞いてきた。
結論は全く単純なもので、皮を剥いて、カビ防止のために熱湯にくぐらせて、後は屋外に干しただけである。
「月に叢雲」ではないけれど、寒風が欲しい時には穏やかなインディアンサマーの日が続き、心配したがカビは生えてこなかった。
そして、時々揉んで少し平べったい形に成形した。
そうすると、あの大きかった渋柿が頃合の大きさにまで小さくなった。
義母が帰ってきたとき試食してもらったが完璧に完成していて、あっという間に3人で10個ほどたいらげた。
特に義母は懐かしそうに喜んでくれた。
友人のブログに「毎年吊るし柿を作る」話が登場するが、お正月用の串柿でなく100%食用の吊るし柿を少し柔らかいうちに食べるのはほんとうに美味しい。
来年は本格的に作ってみようかという気になっている。
今年の分は、孫がやって来ると直ぐになくなってしまうだろう。
吊るし柿が美味しくなったらほんとうに晩秋である。
「季節の風物詩」というような決まり文句が頭をよぎる。
京都の新聞に、「よく似たバードバスだな」と思って眺めたら、私が投稿した尉鶲(ジョウビタキ)の写真が掲載されていた。
大分以前になりますが、長谷やんから尉鶲(ジョウビタキ)の名前のいわれなどの説明をされた年賀状をいただいた記憶があります。どんな説明であったか内容はすっかり忘れましたので、お構いなければ再度ご説明をお願いします。
返信削除それにしても、義母のおばあさんは、旨そうに吊るし柿を食べていますね!渋柿もさぞや嬉しいと言っているようです。
お能で男性の老人を尉(じょう)と言います。結婚式の「高砂や~~」で有名な尉と姥(うば)の尉です。
返信削除尉鶲のオスは頭が銀髪です。そして羽根のところに白い紋があります。つまり紋付を羽織った尉そっくりです。
次に鳴き声ですが、ヒッー ヒッー ヒッー ヒッー と鳴いた後、カチ カチ カチと続きます。このカチ カチ カチは火打石で火を焚こうという音そっくりです。尉が火焚きをするので「尉火焚き」です。
他の説もありますが、私が一番気に入っているのはこの説です。
この尉鶲が基本になって同種の鳥がヒタキ科に分類され、鶲(ノビタキ、キビタキ等)と呼ばれています。ヒタキと呼ばれないヒタキ科の鳥もいますが。
ひいばあちゃんはほんとうに喜んでおりました。
明快なご回答有難うございました。実は昨日祭りの準備で山に行ったら、ジョウビタキが尻の羽をピコピコ振ってヒィーヒィー、カチカチと可愛らしく鳴いていました。
返信削除今回の選挙ほど、憲法、安全保障、原発、消費税をはじめとする経済政策等、日本の将来を左右する選挙はないと思います。四国からも久々に日本共産党の国会議員が誕生できるように頑張り、沖縄に返事したいと思います。