近くの川に夏鳥であるコチドリが帰ってきた。
千鳥はチンチンと鳴くといわれているがあれは嘘である。
たしかに鳴きながら飛んでいるときの声はピッピッピッピというか、チッチッチッチというか、ピュピュピュというか、まあ「ちんちん千鳥」でも許せるかもしれないけれど、どちらかというと私にはミュミュミュという感じに聞こえる。
特に、私のカメラを意識してか、飛んでいない時の警戒警報に似た鳴き声はミューミューで、全く子猫のようである。
小さくて見つけにくい鳥であるが、鳴きながらツバメの如くカワセミの如くツーッと川面を飛び続けることと、この子猫のような鳴き声でそれと判る。
私たちの世代では千鳥というと『目ン無い千鳥』という言葉(唄)に反応するが、コチドリは目ン無いどころか写真のとおり目がパッチリ。
そのしっかりした目で餌を見つけて縦横(左右斜め)に歩いていくので、私の千鳥足とは似て非なるものである。
0 件のコメント:
コメントを投稿