2011年10月3日月曜日

銀杏を味わいました

 同じものを食べても自ら採取したものを食べるとどうしてこんなに美味しいのだろう。・・・・偉そうに採取などと言ってみたが、実態は拾ってきただけの銀杏でも・・・・
 昨日のブログの銀杏を、ペンチで殻を破り、ぬるま湯でふやかした薄皮を、ぬるま湯で皺のたった指で剥がして、そして茹でたのが左の写真。
 夕食に少し戴いて、後は冷凍保存をした。
 しばらくの間、ちょっぴり豪華な茶碗蒸やオダマキが楽しめそうだ。オダマキは冬の我が家の人気料理である。
 妻は「おせち料理まで残るやろか」と算盤を弾いているが多分残らないだろう。
 我が家(夫婦)では「クセもなく美味しいなあ」と言っているが、世間では結構「好きでない」という方がおられるのは何故だろう。まあ多様な意見が尊重されるのは好いことだ。

 さて、銀杏は御堂筋もよいけれど、寺社の境内がよく似合う。奈良県御所市の一言主神社の「乳垂れ銀杏」は樹齢1200年と立派であるが、それでもこの銀杏は大和朝廷に先行するその地の葛城王朝を見ていないのが惜しい。
 奈良も斑鳩も明日香もよいけれど、古代史のタイムカプセルのような葛城は一見に値する。住民の皆さまには申し訳ないが、本格的な発掘調査が終了するまでは無謀な開発が強行されないことを祈っている。

2 件のコメント:

  1.  艶々と本当に美味しそうですね、ブログの調子が悪く、やっとコメント出来るようになりました。

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  2.  爪楊枝に三粒ほど刺して小皿に並べるとちょっとした前菜で、普通の晩御飯が懐石料理とまでは言わないまでも、小料理の雰囲気を醸し出し、老夫婦で楽しみました。

     ブログの不調と復調について、参考までに別途御教示ください。

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