2018年12月15日土曜日

私の流行語大賞

 「そだねー」よりも「ご飯論法」にしておいてもらいたかったが、所詮は主催がユーキャンだから残念にも思っていない。
 そこで個人的な新語・流行語大賞だが、端的に結論を言えば『人に変わって欲しいと思えば自分が変わらなきゃあ』である。誰が言ったのかは忘れた。
 
 よく企業経営のよくない見本として「成功体験」というのがある。
 歴史的に見れば幾つかの条件が偶然重なったある種の成功体験が頭から抜けずに現在の部下を叱責する、鼻持ちならない創業者のそれだろうか。
 万博礼讃者の主張も似ているように思っているが、その件は別途掘り下げたい。

 端的に答えを急げば、1970年代の民主運動のリーダーたちにもその傾向がないかと私は思っている。
 またまた結論を急げば、例えば共産党の政策は文句なしに素晴らしいと私は感じている。それに対しての自公維などの政策や人士の人としての品位や人柄の低さは明らかだと思う。
 でもなぜ、ある種の政権支持率に大変動はないのか。
 主にはマスコミの姿勢がある。大いに問題がある。間違いない。
 さはさりながら、それだけが「決定的な壁」ならば、未来永劫、金のない庶民の正論は政治に反映されない。要はマスコミまかせということになる。
 『人に変わって欲しい』と願うオールドリベラルに1970年代の「成功体験」があるのでないかというのが言い過ぎなら良いのだが。
 
 お説教は上手いが、その行動や主張に進歩がない。もっと言えばSNSなどに無知であることを誇らしく語る。そんな人間には魅力も薄れてゆく。
 オールドリベラルの一番の問題はそこにあると思うのだが、そういう話は一笑に付されてしまう。もしくは「そんなのはもう無理だ!」の一言。

 『人に変わって欲しいと思えば自分が変わらなきゃあ』。
 大いに自戒している。

   心地よき言葉選ばれし流行語実感のなき社会のひずみ

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