2018年8月4日土曜日

女性の輝く国?

 自民党の杉田議員の主張はナチスが障害者を大量虐殺した優生思想と同質のものであると8月1日の記事に書いたが、LGBTに関わって杉田議員の主張は、結婚をして子供を産むというのが生産的な国民なのであって、子供を産まない者は生産性がないから制度の保護もすべきでないし税金を使うべきでないというものだった。

 それを聞いて太平洋戦争時の国策スローガン『産めよ増やせよ』を思い出していたところ、一方で東京医大は、女医は子供を産むので使いにくいから大学入試で一律減点していたといった。あれれれれ。

 何か正反対のことを言っているようにも見えるが、結局「女性は産む機械」(柳澤元厚労相)と女性を馬鹿にしているのだから、ある意味自民党的人々の論理は一貫している。

   ニュージーランドの女性首相が産休から復帰したというニュースと並んでそんなことが報じられる国って恥ずかしくないだろうか。

 昨日に続いて『関口知宏ヨーロッパ鉄道の旅』ではスエーデンの育児休業パパが常識になっている話題もあった。

 安倍晋三右翼政権のうちに日本は世界の進歩から周回遅れになっている。

   失言は証拠残すなと注意され

1 件のコメント:

  1.  東京新聞によると、東京医大は2013年から3年間に国から『女性の活躍』の補助金を8000万円もらっていたという。これはジョークですか怪談話ですか。

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