2018年7月14日土曜日

焼きが回った

   毎日のように出入りしている掃き出し窓(庭への出入口)すぐ横のガーデンストッカー(小さな物入)の奥に知らないうちにアシナガ蜂が巣を作っていた。
 そういえばよく蜂が飛んでいたが「巣作り候補地を探しているのか」と気に留めていなかった。
 それが私がストッカーを少し動かしたものだから蜂が飛び出してきて、そして前触れなく私の首を刺した。

 犯人特定のため後で写真を撮ったが、セグロアシナガバチのようだ(キアシ・・かも知れないが不知)。
 スズメバチの仲間であり、日本のアシナガバチの中では最大で、攻撃性がやや強いとある。毒性と痛みはスズメバチよりも強かったりするので注意ともある。

 この種の蜂には若い頃などに何度も刺されたことがあり、一時は腕がパンパンに張れたこともあったから、アナフラキシーショックを少し心配したが、幸いに重症ではなさそうだ。

   結果として巣も捨ててしまったが、こちらが蜂に向かっているのでもないのに刺されたのが少々ショックだった。昔昆虫少年も焼きが回ったものである。

 冒頭に書いたとおり、日頃から庭に出入りしていた場所である。孫たちも同様だ。そう考えると、孫たちでなく私で良かった。大難小難大難小難。

 アシナガバチは家屋周辺によく巣をつくる。
 人間にとっての害虫を食べるのでその面では益虫でもある。
 とはいっても自然は自然。共存共栄は言うほどは易くないと思いっきり知らされた。
 義母はこの幼虫を指でつまんでおやつみたいに食べたという。首を刺された後ではそんな気は起らなかった。

   きりぎりす昔どおりの歌い方

2 件のコメント:

  1.  私「駅へ向かういつもの道、うるさいほどキリギリスが鳴いているな」。妻「えっキリギリスなんて鳴いてる?」。妻は西欧人??私は幻聴??。
     

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  2.  私は『蜂比禮(ハチノヒレ)』を持っていなかった。嗚呼。

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