2017年10月22日日曜日

天皇夫妻と安倍政権

 宮内庁のホームページに10月20日、「皇后陛下お誕生日に際し(平成29年)」という見出しで、美智子皇后の「文書ご回答」が掲載されていて、その中で、下記のとおり2箇所で核兵器禁止問題に触れられていた。
 私は現天皇夫妻と現宮内庁の良識に感銘を受けるとともに、以下の文意と真逆のような安倍自公政権、日本会議代表政権に情けなくなった。

   近頃、いわゆる「保守」と名乗られる著名人が相次いで共産党を支持する旨の表明をされているが、故なきことではないようだ。
 漫画家山本直樹氏が「憲法を守れ!と言うのは今や共産党と天皇陛下くらいになってしまった」と語っているのには笑ったが、これは好いことではない。
 憲法守れや核兵器禁止などの世論を押しも押されもせぬ世論の絶対多数にしたいものだ。

 ◆ 宮内記者会の質問に対する文書ご回答(皇后陛下)(一部)

 米国,フランスでの政権の交代,英国のEU脱退通告,各地でのテロの頻発など,世界にも事多いこの1年でしたが,こうした中,中満泉さんが国連軍縮担当の上級代表になられたことは,印象深いことでした。「軍縮」という言葉が,最初随分遠い所のものに感じられたのですが,就任以来中満さんが語られていることから、軍縮とは予防のことでもあり,軍縮を狭い意味に閉じ込めず,経済,社会,環境など,もっと統合的視野のうちに捉とらえ,例えば地域の持続的経済発展を助けることで,そこで起こり得る紛争を回避することも「軍縮」の業務の一部であることを教えられ,今後この分野にも関心を寄せていく上での助けになると嬉しく思いました。国連難民高等弁務官であった緒方貞子さんの下で,既に多くの現場経験を積まれている中満さんが,これからのお仕事を元気に務めていかれるよう祈っております。
 
 ノーベル平和賞は,核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器の問題に関し,日本の立場は複雑ですが,本当に長いながい年月にわたる広島,長崎の被爆者たちの努力により,核兵器の非人道性,ひと度使用された場合の恐るべき結果等にようやく世界の目が向けられたことには大きな意義があったと思います。そして,それと共に,日本の被爆者の心が,決して戦いの連鎖を作る「報復」にではなく,常に将来の平和の希求へと向けられてきたことに,世界の目が注がれることを願っています。

    菊の香やならには古き仏達 芭蕉


1 件のコメント:

  1.  核兵器禁止条約に関して京都府の南部では、京田辺市、木津川市、精華町の各議会が「核兵器禁止条約への署名と批准を求める」請願や意見書を採択しました。
     特徴的なのは何れも公明党が反対したことで、精華町では公明党2名以外の他会派全員で請願が採択され、国への意見書は公明党2名が退席して全会一致で採択になりました。
     さて、創価学会SGI池田大作名誉会長が10月6日ノーベル平和賞を受賞したICANに祝電を送りましたが、公明党は「親の心子知らず」なのでしょうか。

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