2016年11月13日日曜日

これも錦秋



 
 絶好の行楽日和だというのに毎日所要があって何処にも出かけていない。
 なので、短い合間に家の近所で写真を撮った。
 初ツグミも見たがその撮影には失敗した。
 写真のとおり、少し妖しげな錦秋を見つけた。
 この雑木もみじの向こうには神隠しの国の入口があるかのように思えた。
 地上ではコオロギの声が弱々しかった。

     地虫鳴く先は異世界笠もみじ

7 件のコメント:

  1.  このブログの要旨をフェースブックに載せたら、市田忠義さんから「いいね!」をいただきました。秋山さんからもいただきました。ありがとうございます。

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  2. 2時間サスペンス深泥池の千年美女のタイトルバックに出てきそうなシーンですね。笠もみじは季語ですか?

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  3.  「土佐の赤岡と言う所に絵金と言う大そう有名な画家がおりました。妖艶な絵を描く絵師です。知っている方は相当な芸術家か妖艶な趣味の方か・・・毎年絵金祭りを開催しています。そのポスターのバックに出てきそうな風景です。特に黒と赤のコントラストが素晴らしいと思います。知らない方は、この機会にパソコンで「絵金」を検索してください。新しい世界が広がるかもしれません。 bay バラやん」

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  4.  fbに冨田宏冶さんにも「いいね!」をいただきました。

     ひげ親父さん、妻も瞬時に「季重なり」ではないかと言いました。「地虫鳴く」も「笠紅葉」も秋の季語だと理解しています。私の気分としては「笠紅葉」が主で「地虫鳴く」は従でもよくないかと勝手に解しています。先生方には叱られることでしょう。

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  5.  すがおちゃんからも「いいね!」をいただきました。

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  6. 土佐の絵金は知る人は知る、知らん人は知らん、と云うぐらい(?)の有名人ですね。おどろおどろしい血飛沫の描写で浮世絵の概念をひっくり返しました。

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  7.  絵金祭は以前にテレビで観て印象的でした。
     ネットで見て比較的新しい祭で驚きましたが、京の祇園祭でも商家が屏風を飾ったりしますから、伝統的な祭の精神を体現していると思います。
     それにしても、けっこう個性的な屏風絵ですね。
     バラやん、ひげ親父さん、コメントありがとうございます。

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