2016年7月29日金曜日

現実世界への不感症?

 まあ、昨日の記事の続きだと思って気楽に読んでもらいたい。
 伝聞の情報ながら、「情報ライブ ミヤネ屋」の中でやくみつる氏が「ポケモンGOに興じる人を心の底から侮蔑します」と言ったとネット上で盛り上がっている。批判的意見が多いらしい。

 ネットの情報を引用すると、「もし都内で、ポケモンGOに禁止を言う候補者がいたら、すぐ投票しますね。
 あんなの愚かでしかないです。
 こんなことに打ち興じている人を、心の底から侮蔑します。
 現実は面白いことに満ち溢れているわけです。
 道端の植え込みだって、そんな中にいる虫にだって興味を示せばいいものを、そこを見ながら現実的じゃないものを探す。
 親はもっと楽しいものを子供に提供する義務があります。
 親も一緒になって打ち興じたら、アホな子にしか育たないですよ」というものらしい。

   以前に紹介したが、養老孟司、池田清彦、奥本大三郎著「虫捕る子だけが生き残る」(小学館101新書)でも、「ムシキングなんてバーチャルな虫は流行っていても昆虫少年は絶滅危惧種だ。
 ピクピクしている虫を持ったときの生き物の感覚が大事なんだ。
 虫も殺さぬ子が人を殺す」と語りあっているのも愉快だ。

 私はこれらの意見に賛同する。
 特に、やくみつる氏の「現実は面白いことに満ち溢れているのに」がいい。
 「親がアホ」とまでは言っていないが、親が「勉強しないと敗けてしまうよ」「そしたらお父さんみたいになっちゃうよ」と刷り込んだ結果が多様な現実世界への不感症、未来への閉塞感を生んでいるのではないだろうか。

 いや、時代についていけない老人の僻みだろうか。

  「虫も殺さぬ・・」に関して言うと、
 以前にテレビでイスラエル軍の女性兵士がパレスチナの空爆をしているドキュメンタリーを見たが、それは戦場から遠く離れた国内で、スクリーン内の映像だけを見て、偵察機のレーダーの指示する照準に合ったところで誘導ミサイルのボタンを押すだけのものだった。
 そこには誤爆でバラバラにされた子どもの死体も家族の悲しみも全く映らない。

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