2011年7月23日土曜日

特許 ヨーヨー釣り車

 光陰矢のごとし。ついこの間、学童保育の父母会をしていたと思ったら、あっという間に老人介護施設の家族会をするようになっていた。ただし、こちら(家族会)の方は全くの新米である。
百均で購入した鳴子
施設に持ち込んで
楽しんでいる
 しかし、新米の素人ほど強いものはなく、家族会の役員会で「夏祭りに家族会としてヨーヨー釣りをするらしいが、よほど丈夫な紙縒り(こより)にしないと入所者には難しいのでは?」と言ったところ、「入所者には元々無理だから、ヨーヨー釣りは近所の子供相手にするのだ」との回答だった☆△$¥%??。
 ちょっと、ちょっと、それはないでしょう! ということで、今年は台車に盥(たらい)を積んで、ヨーヨー釣りの出前もすることに決定した。
 「ヨーヨーが割れて体が濡れたらどうしよう」とか、いろいろ議論は尽きないけれど、「それも思い出になるでしょう」という、相当強引な理屈で決定した。
 
8月9日に写真をアップしました
 そして今日がその夏祭りで、出前ヨーヨー釣り(台)車を出動させてきた。
 最初は皆さんの顔に、不自由な手の恥じらいがあったり、そもそも「ヨーヨー釣りをしましょう」という意味が解からなかったり、いろんな心の躊躇が見られたが、それまで八割方“祭の観客”でしかなかった入所者が、直接イベントに“参加”した喜びはひとしおらしく、釣れたヨーヨーを「おめでとうございます」と差し上げたら、全ての方々が満面の笑みで応えて頂いた。
 
 何も知らない素人だから、「出前ヨーヨー釣り車」ってちょっとした発想の特許でないかと自画自賛しているが、「そんなこと既にしているわ・・」と介護のプロや他の施設には笑われることだろう。

2 件のコメント:

  1.  何故、本物(写真で見た感じ)の鳴子が売っているのか、ここまで来ると、百均は文化ですな。

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  2.  遠い昔、高知に着いたところ丁度よさこい祭だったので鳴子を買って帰ったが、あえて言えば、それに比べると塗りがお粗末です。
     しかし、100円のこれを贋物だとか玩具だとか言うのは気が引けます。なかなか立派に音を出しますし、何よりもお婆さん方を喜ばせてくれました。
     これを奈良や京都で売ろうとした人に考えを聞いてみたい気は私にもありますが、向こうは私に「何で買ったんですか」と聞きたいでしょう。

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