2011年7月8日金曜日

カプリコ ミニ を推奨する


 何回も書いているが、実母の入所している老人施設は「おやつ持ち込み自由」の気楽な施設であるところが、なんとなく呑気でいい。
 だから、時々、シュークリームやチョコレートや和菓子を持参して、「制限のない方々」に食べていただいたりしていたのだが、今回、思いついて持参したのが写真のカプリコ ミニ。
 このお菓子、・・100%下品ではないのだが、あまり上品でもない駄菓子であり、(これは全くの独断であるが・・・)手に持ったままかぶりつくことによって、理屈抜きで楽しくなるという「駄菓子のホームラン王」のような気がしている。
 事実、高級なお菓子を食べている時よりも皆さんの顔が緩んでいるし、そんなはずはないのだが、「美味しかった」「ごちそうさま」と言う声がたしかに何時もより弾んでいる。
 持参した此方が恥ずかしいが、高級な和菓子や洋菓子よりも、この、ほどほどの駄菓子にかぶりつくのは何故か心をウキウキさせるようである。
 老朗介護のメンタルケアの本など読んでいないが、これはちょっとした本質を突いた感想ではないかと、妻と「わかる わかる」と笑い合っている。

 スタッフも良い方々で、「そこのテーブル何食べてるの?」「お菓子パーティーか?」「私にもかじらせて!」と、ほんとうにかじってボケてくれるのは流石にプロだと感心させられる。感謝している。

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