2010年8月27日金曜日

もち貝の遠い想い出

 堺の昔子供の、ガッチョ釣りの想い出続きで・・・・・
 浜寺公園では駐留軍のキャンプの中の金網の小道を”通らせていただいて”海水浴に行っていた頃、大浜の海水浴場は誰に媚びる必要もない子供たちの天国で、一日中遊んだ後、足で掘り当てた”もち貝”を土産に持って帰ったものでした。
 これを網に載せて焼いて醤油を垂らし、焼き蛤のように食べたことの美味しかったこと。
 よく、「鏡貝(もち貝)は不味い」と書いてあるHP等がありますが、あれは、最初にそう書いた人がいたため付和雷同したのに違いありません。
 それとも、この国がみんな貧しかった時代の昔子供だけが美味しく感じたのだったのでしょうか。
 いやいや堺のもち貝はほんとうに美味しかった。

むかご

 テレビからは「今日も猛暑」だとか「熱中症に注意」という話題が続いておりますが、窓の外ではクマゼミからツクツクホウシに俳優も交替し、遠くないところに秋がスタンバイしているようです。
 我が家の自然薯にも「むかご」がふくらんできて、「ムカゴご飯」が食卓に上るのも間近です。

2010年8月21日土曜日

オクラに脱帽

 オクラは花木として売られてもよいほどに花がきれいです。
 その上に、美味しいのですから脱帽です。

 しかし、小さな虫がオトシブミのように葉を丸めてしまうので、観賞用の花木にするには今ひとつと言ったところでしょうか。
 夏には、自家製のオクラ、ツルムラサキ、ミョウガを刻んでネバネバにして、何にでもぶっかけて喉ごしを楽しんでいます。
 収穫が遅れるとお化けオクラになり、道行く人は「立派ですね」と感心されたりしますが、味は大幅ダウンです。

2010年8月19日木曜日

ガッチョ

 8月19日、今、テレビのケンミンショーで泉州以外の大阪府民がガッチョ(という魚)を知らないと言っていたのには驚きましたが、そう言えば、・・・

 堺の海岸にコンビナートがまだ生まれず白砂青松であったころ、夏祭り等で子供たちに人気があったのは、金魚すくいや鰻釣りではなく、そうです夜店の「ガッチョ釣り」でした。
 この話、酒席で話題にしたところ、泉州の「昔の子供」でも”夜店のガッチョ釣り”を知らない人がいて驚いたことを思い出しました。
 ”夜店のガッチョ釣り”の証人探索中。コメントをお願いします。

 追伸1  数年前に奈良の大きなスーパーにガッチョが売られているのを見つけて購入しました
     が、そのときシールに「サカナ」と書かれていたのには怒りました。
 追伸2  我が母校にはガッチョというあだ名の有名な先生もおられ、ガッチョを知らない生徒など
     一人としていませんでした。

 ガッチョを知らずして、ケンミンショーに大阪府民として登場してほしくないと思うのは、昔泉州人のこだわりでしょうか。

2010年8月15日日曜日

春日大社万燈籠

 奥山から降りそそぐヒグラシの輪唱。
 1300年継がれた舞楽の奉納。
 古人(イニシエビト)の心と共鳴するお祈りの空間。 (写真参照)

 しかし、その道中の賑やかなこと・・(お囃子)













2010年8月7日土曜日

蚊遣り


 夏の風物詩なんてありふれた常套句ですが、家の中に蚊など入ってこなくても蚊取り線香を点けたくなるときがあり、使い古した金魚の蚊遣りを楽しんでいます。

 「どこが金魚やねん」とつっこまれたりしますが、夏の風物詩だから金魚でよいのだと、あきれるほど俗っぽく納得しています。

 

2010年8月1日日曜日

せみしぐれ









蝉時雨の主役はクマゼミ。シャンシャンシャンとその賑やかなこと。
アブラゼミも負けじとばかりに合唱に参加。
しかし、近くのヒヨドリの巣では、ジーッと親鳥が狙っています。
キリギリスは素知らぬ顔で鳴き続け・・
今日も猛暑日だと予報が出されています。